ディマティーニ・メソッド体験談

ディマティーニ・メソッドここでディマティーニメソッドを実際やってみての自分にあった出来事を書いてみたいと思う。

ディマティーニメソッドは「何かが治る」といった目的で開発されたものではなく、まして、やったからと言って「治る」ものではないということをあらかじめお断りしておきたい。しかしながら、ちゃんとディマティーニメソッドを完了すると今まで悩んできた身体の痛みや病気から解放されることも少なくない。事実、何人もそんな人を見てきた。そんな私のストーリー。

ディマティーニメソッドを学び始めたころ、ちょうど私は現在のカイロプラクティックのオフィスを立ち上げるのを同時進行していた。三年前、ディマティーニメソッドファシリテータの資格を取り、年明けのブレイクスルーエクスペリエンスという2日間のDr.ディマティーニが行うセミナーに向けトレーニングを重ねていた。そしてその頃、私のカイロプラクティックのオフィスの開業時期が見事に重なり、忙しい毎日を送っていたのだ。

そして開業して数ヶ月、オフィスの経営も順調に回っていたかに思えた年末あたり、そのころからある異変が起こり始めた。クライアント数が徐々に減り始め、売り上げが下がり始めたのだ。初めての開業、いままで雇われで給料という安定したものをもらっていた時から一変、自営という不安定な状態に馴染みがなかった私はこのことにすこぶる不安を持って生活をしていたのだ。

「このまま行くとヤバイ!」本気でそう思い始めたころ、身体に異変が起こり始めた。私の腰が悲鳴を上げ始めたのだ。

カイロプラクティックを職業としておきながら「腰痛」を発症した私は、スタッフに何度もアジャストメントを受けるがそのときは良くなってもまたしばらくすると痛みが再発。年末には正直、動けなくなっていた。「正月に実家に帰ってゆっくりしていたら治るさ」と楽観的な気持ちでいたのだが、実際正月にゆっくりしていても痛みはどんどん強くなっていった。 大好きなスキーに行ってもリフト2本滑っただけで動けなくなったりもした。

そして朝起きるのがとてもつらく、痛みで目が覚める、そんな情けない状態になってしまったのだ。 カイロプラクティックや整体を職業としている方なら知っていると思うが、実は「腰痛」はストレスから起こることがよくある。すべてがそうだとは思わないが。アメリカのジョン・サーノ博士は「腰痛は怒りだ」と言う本を書いているが、彼はカウンセリングのみで多くの腰痛患者を治している。

つまりメンタルによって腰痛は起こりうることを彼は示してくれている。そして、我らがDr.ディマティーニも彼のリサーチの中で、腰椎5番と仙骨の間の痛みは「経済的不安」によって起こりうることを指摘している。

自分でも何となくそんな気はしていたのだが実際「腰痛」が起こってみると「そんなはずない!」と思っている自分もいたりしていた。そんな年明け、ディマティーニメソッドファシリテータトレーニングが二日間に渡って行われ、そこに参加した。初日のトレーニングで参加者で二人組になってお互いにディマティーニメソッドのファシリテーションの練習を行ったのだ。

そこで、腰痛の私はそのディマティーニメソッドを行う対象を「経済的不安を持っている自分」にして行ったのだ。約二時間後、ディマティーニメソッドを完了した私はそれまで抱えていた「経済的不安」が自分の成長の為に必要なことであり、涙を流しながら、そのこと自体に感謝の念を持てるようになっていた。「愛と感謝」につつまれて。まさに不安なストレスから解放されたのだ。そしてその日のトレーニングは無事におわり、そのまま宿泊。その日はまだ痛みを抱えていた。

ところが・・・・

翌朝、目が覚めた私はいつもと違う身体の感覚に驚いた。いつもなら痛くて目が覚めていたはずなのに・・・

全く痛みが無くなっていた・・・。

長年、カイロプラクティックをやっておきながら私自身におこったこの出来事に驚きを隠せなかった。
「あれ?あれ?」 「マジ??まったく痛くない・・・」
「あの痛みは何だったのだろう・・・」
正直、痛みのなさに、もしディマティーニメソッドがきちんとできればカイロプラクティックが必要なくなるのではないかと思えた。実際Dr.ディマティーニはカイロプラクターだが今は施術を行っていない。もしかしたら彼はそう思っているのかもしれない。

そのまま二日目のトレーニングを無事終えた私は改めてこのメソッドに深い確信を得たのだ。それから私の腰は一度も悲鳴を上げていない。もちろん悲鳴をあげる前にちゃんとカイロプラクティックとディマティーニメソッドで『身体と精神を中立に持っていっている』からだと思う。 もちろん精神的ストレスのみが腰痛の原因ではない。しっかりとした身体への直接のアプローチも必要である。しかしながら痛みや不調を引き起こしているのはメンタルが非常に強い影響を与えていることも事実だ。

身体はとっても正直だ。

起こった出来事の一側面(悪い面)しか見ていなければ身体は多大なストレスを受ける。それが痛みや不調につながるのだ。つまり痛みや不調は「一側面しか見てないよ」というお知らせなのだ。それは我々が物事には二面性(陰と陽)がありすべては完璧なバランスの上になりたっているということを気づかせてくれる大きな要因でもある。

そのことに気がつきバランスがとれて状態になったとき、痛みの存在価値は無くなる、つまり痛くなくなるのである。

それを見事にわからせてくれるディマティーニメソッド。 あらためてすばらしいメソッドである。 もっと多くの方に知っていただきたいと思う。

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