幻想と現実の狭間で

いきなりだが、ちょっと思い浮かべてほしい。

電極ここに乾電池と電球がある。プラス極とマイナス極を電球につなぐと当然、明かりが灯る。そして今、「その人」は明かりを灯そうとしている。ところが「その人」の電球はなぜか明かりがついていない。そして「なぜなんだろう?なぜなんだろう?」と悩んでいる。

あなたがよく見てみるとマイナス極に線がつながっていないのに気がついた。だからあなたは「その人」に「マイナス極につながってませんよ、だから点かないんですよ。」と言ったとしよう。ところが「その人」は「マイナス極は必要ないのでつなげてないんです。」と答えたとしたら・・・・・

皆さんなら何と言うだろうか????

「いやいや、マイナス極をつながないかぎり明かりは絶対につかないですよ」と言うに違いない。当たり前の話だ。ところが、このおかしな「たとえ話」の「その人」は皆さんであることに気がついただろうか?

人生をもっと良くしたい!夢を叶えたい! 大きな収入を手にしたい! 家族と幸せな人生をおくりたい。それぞれ今皆さんの胸の中には叶えたい事柄が沢山あるだろう。しかしながら皆さんの夢は叶っているだろうか?もしくは叶いつつあるだろうか? 皆さんが「叶えたい事柄」、それは先ほどの電球だと思ってほしい。さあ、皆さんの電球には明かりがともっているだろうか??

二面性物事には必ず二面性がある。それは「物」についてもであるし「出来事」でも同じこと。プラスとマイナス、陰と陽、チャレンジとサポート、良いことには必ず悪いことが起こり、何かの成功(プラスの出来事)には必ず失敗(マイナスな出来事)がセットになってくる。そうこの世の中、この宇宙はプラスとマイナスが均等に起こっているのだ。このことを私が師事するDr.ジョン・ディマティーニは「偉大なる発見」(グレートディスカバリー)と呼んでいる。

思い出してほしい。あなたが何かを成し遂げて、最高の賞賛を受けているとき、どこかであなたを非難している人が必ずいたはずだ。逆に、あなたを非難する人がいれば、必ずあなたを賞賛する人が絶対いるはずなのだつまり非難を手にしないとあなたは賞賛を手に入れることができないとも言える。それが宇宙のバランス。

同じように、あなたが何かを手にする為には「プラスの出来事」と「マイナスの出来事」、両方が必要であることに気がついただろうか?過去、大きなことを成し遂げた先人たちは大きな成功とともに大きな失敗も手にしていることは周知の事実。

ところが大勢の方は失敗、マイナスは苦しいものだからいらないと思っている。それはつまり、電気のプラス極(成功)はいるけどマイナス極(失敗)はいらない。それで明かり(理想、夢)を手にしたい。」と言っているようなものだ。電気のプラス極だけでは電灯は絶対にともらない。必ずマイナス極も必要なのだ。

もう一度言う、「成し遂げる」為には良いこと悪いこと、両方が必ず起こる。プラスな出来事だけで「成し遂げる」ことは絶対にない。それは幻想なのだ。幻想に生きているかぎり「成し遂げる」ことは絶対に叶わない。皆さんはどうだろう?この幻想に捕われていないだろうか?幻想から早く抜け出しプラス、マイナスを共に抱きしめよう。マイナスな出来事には必ずプラスがあるのだ。

だからマイナスな出来事がいやだからといって明かりを灯すことをあきらめてはいけない。
マイナス極を手に入れればあとはプラス極もやってくる。その先には明るい灯火があなたを待っているのだ。さあ、恐れずプラスとマイナス両方を受け入れよう!

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